2日朝、大阪府高槻市の路上で、男性が突然、何者かに背後から“跳び蹴り”され、首の骨を折るなどの重傷を負った上、カバンを奪われた強盗傷害事件で、大阪府警が、逃走していた20代の男を逮捕したことが7日、捜査関係者への取材で分かりました。 事件があったのは、高槻市天神町の路上で、2日午前7時ごろ、「男性が倒れている」と通行人から警察に通報がありました。 警察によりますと、56歳のアルバイトの男性が歩いて帰宅していたところ、突然背後から男に尻を跳び蹴りされ、転倒。男は男性に「大丈夫?」と声をかけた上、男性が持っていたカバンを奪って逃走しました。 男性は外傷性くも膜下出血や首の骨を折るなどの重傷を負いましたが、意識はあり、命に別条はないということです。 大阪府警は強盗傷害事件として捜査していましたが、捜査関係者によりますと、6日夜、20代の男を逮捕したということです。 警察は事件の詳しいいきさつなどを調べています。