7日昼、兵庫県西宮市の会社員女性(41)が「マッチングアプリで知り合った相手に約3100万円をだまし取られた」と県警西宮署に届け出た。 同署によると、女性は2月5日、英語学習のためのマッチングアプリでカナダ人(44)を名乗る相手と知り合い、暗号資産の投資を勧められた。女性が指定された口座に計約1600万円を振り込んだところ、サイト上では3千万円の利益が表示され引き出そうとすると、「出金保証金」名目で776万円、「税金の先払い」名目で700万円を要求され、それぞれ振り込んだ。さらに「海外開通」名目で900万円を要求され、不審に思い詐欺に気付いたという。 また、西宮市の女性(81)が「口座に詐欺の被害金が振り込まれ、逮捕状が出ている」などの電話があり184万円を、同県川西市の女性(77)が医療費の還付金名目で99万円を、それぞれだまし取られた。