長崎県佐々町の古庄剛町長が町発注の公共工事の指名競争入札をめぐり、最低制限価格に近い金額を漏らし特定の業者に落札させたとして逮捕されました。 警察によりますと、古庄容疑者は去年7月に行われた町発注の公共工事の指名競争入札をめぐって、最低制限価格に近い金額を知人に漏らし、特定の業者に落札させた疑いがもたれています。 警察はきのう、古庄容疑者を官製談合防止法違反などの疑いで逮捕するとともに、役場などを家宅捜索し容疑の裏付けを進めています。警察は古庄容疑者の認否を明らかにしていません。 古庄容疑者は現在4期目で、警察は今後、業者との金銭のやり取りがあったかも含め捜査する方針です。