自ら経営する飲食店に放火したとして、大阪府警は9日、同府岸和田市下松町3、自営業、津田真吾容疑者(53)を非現住建造物等放火容疑で逮捕した。容疑を否認している。 逮捕容疑は2024年4月4日午前0時40分ごろ、堺市南区竹城台4丁の複合ビル2階にあるフィリピンパブに何らかの方法で放火し、店舗内のソファや壁など約3平方メートルを焼損させたとしている。火災発生時は営業終了後で、けが人はいなかった。 府警捜査1課によると、防犯カメラの捜査などで容疑者を特定した。津田容疑者はこの店の経営者で、店舗にかけていた火災保険の保険金を請求していたという。同課は放火した動機や経緯を調べている。【長沼辰哉】