8日深夜から9日未明にかけて、北九州市で飲酒運転が相次ぎ、男2人が現行犯逮捕されました。 2人も容疑を否認しています。 警察によりますと、8日午後11時半ごろ、門司区栄町の市道で、逆走する軽貨物車を目撃した通行人の男性が、車が停止した時に、運転していた男を車から下ろし、「飲酒運転の男を捕まえている」と、110番通報しました。 駆けつけた警察官が男の呼気を調べたところ、基準値の7倍超のアルコールを検出し、現行犯逮捕しました。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、小倉南区湯川の配送業・渡辺勇樹容疑者(38)で、「車を運転していません」と話し、容疑を否認しています。 9日午前4時ごろ、八幡西区折尾の市道で、酒を飲んだ状態で普通乗用車を運転していた戸畑区一枝の医師・小嶺憲国容疑者(63)も、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されました。 小嶺容疑者の呼気からは、基準値を超えるアルコールが検出されていますが、警察の調べに対し、「飲酒から4時間位経っているので、酒は抜けていると思った」と話し、容疑を否認しています。 警察は2人について、飲酒の経緯など詳しく調べています。