滋賀県大津市の新名神高速道路上り線で大型トラックと乗用車2台が関係する玉突き事故があり、一番後方の大型トラックに追突された車の助手席に乗っていた30代女性が意識不明の重体です。警察は前方不注意による事故としてトラックを運転していた27歳の男を逮捕しました。 9日午後7時20分ごろ、事故を起こしたトラック運転手から「事故をして、けが人がいる」と119番通報がありました。 警察によると大津市上田上牧町の新名神高速道路の草津ジャンクションから信楽インターチェンジ方面に向かう上り線70.2キロポスト付近で、大型トラックが前方の普通乗用車に追突し、ぶつかられた車がそのはずみで、さらに前方の別の普通乗用車に衝突しました。 この事故で大型トラックに追突された車の助手席に乗っていた30代の女性は意識不明の重体で病院に搬送されました。 また運転席に乗っていた男性も頭を打つけがをしたということです。後方座席には13歳と11歳の子ども2人が乗っていたということですが目立ったけがはないということです。 大型トラックの運転手や一番前方の車の関係者にもけがはないということです。 警察では大型トラックの運転手の27歳の男が前方不注意だった疑いが強いとしてさきほど逮捕して、詳しい事情を聴くなど調べています。