2009年、静岡県長泉町のドラッグストアで店長を包丁で脅し、金品を奪おうとけがをさせた疑いで時効直前に逮捕された男の裁判が2025年3月10日、静岡地方裁判所沼津支部で始まり、男は起訴内容を認めました。 強盗傷害の罪に問われているのは、無職の男(40)です。 起訴状などによりますと、男は2009年10月、知人と共謀して長泉町下土狩のドラッグストアで、店長に対して包丁を示して脅し金品を奪おうとして手にけがをさせた罪に問われています。 男は時効の15年まで残り1か月余りとなった2024年9月、知人の男とともに逮捕されました。 10日、地裁沼津支部で開かれた初公判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 続く冒頭陳述で検察側は「高級な音楽機材を購入するなどして借金があり金銭的に困っていた」などと指摘しました。 一方、弁護側は事実関係に争いはないとしました。