【大学野球】大商大が7季連続優勝 監督逮捕を乗り越え8大会連続の全日本大学選手権切符

◆関西六大学野球春季リーグ戦 ▽第7節2回戦 大商大6―1大経大(20日・GOSANDO南港) 大商大が、大経大に連勝し、リーグ記録を更新する7季連続優勝を決めた。プロ注目のサイド右腕・鈴木豪太(4年=東海大静岡翔洋)が、9回5安打1失点。完封勝利した前日の1回戦に続く完投で、チームを28度目の優勝に導いた。 開幕から4連勝と勢いに乗ったチームだが、4月21日に監督の冨山陽一氏が道路運送車両法違反容疑で逮捕。急きょ、高瀬義和コーチが代行監督に就くも、直後の龍谷大戦で勝ち点を落とし、一時は自力優勝が消滅した。しかし、その後の神院大戦、今節・大経大戦で4連勝。王者の意地を見せ、8大会連続15度目となる全日本大学野球選手権(6月9~15日・神宮、東京D=報知新聞社後援)の出場切符を勝ち取った。

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