東京都新宿区のポーカー店「ロドハウス」で客に賭博をさせたとして、警視庁保安課は賭博場開帳図利の疑いで、従業員のブラジル国籍、トマジ・モリサワ・パウロ・ロドリゴ容疑者(36)=群馬県大泉町寄木戸=ら4人を現行犯逮捕した。トマジ・モリサワ容疑者ら2人は容疑を認め、2人は否認している。 同課によると、容疑者らは令和6年5月から新宿区新宿のマンション一室で店を開き、約10カ月で約4千万円を売り上げたとみられる。警察対策として看板は出さず、常に施錠して紹介制で集客し、客は事前に連絡してマンションのインターホンを鳴らし開錠してもらう仕組みだった。 逮捕容疑は6日、客にトランプやチップを使用して金銭をかける「テキサスホールデム」と称するポーカー賭博をさせ、手数料を受け取ったとしている。