株式会社Classroom Adventureは、同社の闇バイト追体験ゲーム「レイの失踪」が、兵庫県内の県立高2校において活用され、モデル体験授業を3月に行うと発表した。同プログラムは、深刻化する闇バイト対策として実施する。 Classroom Adventureでは、闇バイトの逮捕者の8割が10代と20台であること、加害者自身もだまされて加担してしまうことが多い点を指摘、ネット上の危険な求人情報を正しく判断することと、その対策のため、最新の手口に対応した教材の必要性を説いている。 同社が2024年12月にリリースした「レイの失踪」は「闇バイトを自分ごと化する」というテーマのもと、闇バイトに「勧誘され」「だまされ」「抜け出す」様子を追体験することで、勧誘方法や対策を知ることができる。同プログラムの体験者の98%は、「闇バイトへの知識がすごく深まった」と回答しているという。 「レイの失踪」については、40以上の教育機関で導入が決定しており、兵庫県の県立高校においては、3月10日に姫路商業高校の情報科学科の1年生39名、3月18日に龍野北高校の商業科(定時制)の39名に対してモデル体験授業を実施する。 また、同社では「レイの失踪」の導入を希望する教育機関や自治体関係者向けにデモと説明会を実施中だ。希望の場合は問い合わせしてほしいとしている。 ●5分でわかる!「レイの失踪」|闇バイト対策ゲームプログラム