9日、札幌市北区のラブホテルに金がないのにチェックインし、宿泊や飲食をしたとして57歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の無職、後久勝志容疑者57歳です。 後久容疑者は、9日午前、所持金がなく支払うことができないにもかかわらず札幌市北区のラブホテルにチェックインし、宿泊や飲食など2万2370円相当のサービスを受けた疑いが持たれています。 警察によりますと、後久容疑者は、9日午前10時ごろ出会い系サイトで知り合った女性とチェックインしたあと、ラーメンを頼んだり冷蔵庫の酒を飲んだりしていました。 女性は先にホテルを出ていましたが、チェックインから24時間以上たった10日午前10時ごろ、従業員が支払いを求めたところ、後久容疑者は「お金がない」と伝え、ホテル側が警察に通報。 駆けつけた警察が後久容疑者をその場で逮捕しました。 後久容疑者の所持金は6550円だったということです。 後久容疑者は、3月上旬から家賃の滞納で夜逃げをしていたということで、取り調べに対し「間違いありません。刑務所に入りたくてやった」などと話しているということです。 警察は、事件の経緯を詳しく調べています。