うその確定申告で、払いすぎた所得税の還付金をだまし取ろうとしたとして逮捕された、愛知県一宮市に住む、63歳の男性について、名古屋地検は、不起訴処分としました。 一宮市に住む、会社員の63歳の男性は、去年10月、仲間と共謀し、「納付税額約95万円が超過納付されている」などとうその内容を記載した確定申告書を税務署に提出し、所得税を払いすぎた分の還付金をだまし取ろうとしたとして、逮捕されていました。 名古屋地検は、この男性について、10日付で、不起訴処分としました。 理由は、明らかにしていません。 逮捕当時、警察は、男性の認否を明らかにしていませんでした。