京都市伏見区の路上で70代夫婦が切り付けられた事件で、京都府警に殺人未遂容疑で逮捕された長男の北峯教男容疑者(50)=住所、職業不詳=が事件当日、2人が住む大阪府門真市の住宅などに火を付けた疑いがあるとして、大阪府警が捜査をしていることが10日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、2023年8月~25年2月、容疑者や父親(79)から計5回、大阪府警に家族間トラブルの相談が寄せられていたことも判明。府警は内容に応じて、指導や助言をしていたという。 殺人未遂事件は3月4日午後、京都市伏見区の京阪宇治線桃山南口駅近くで発生。両親は命に別条はなかった。