去年、茨城県で畑に埋められた白骨化した女性の遺体が見つかった事件で、女性の息子が殺人の疑いで逮捕されました。 この事件は去年10月、茨城県八千代町の畑に埋められていたブルーシートの中から、白骨化した森順子さんの遺体がみつかったものです。 警察は10日、森さんの息子の増保靖太郎容疑者を、殺人の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、増保容疑者は2020年、古河市の自宅で同居していた森さんに顔を蹴るなどの暴行を加えたうえ、ペーパーナイフで首を複数回刺して殺害した疑いがもたれています。調べに対し容疑を認めているということです。 殺害後、別の事件で逮捕されている知人の男に遺体の処理を依頼したとみられ、警察はこの男の供述をもとに遺体を発見していました。 増保容疑者と森さんのあいだには、なんらかのトラブルがあったとみられ、警察が詳しい経緯を調べています。