変死事案の現場で現金入り封筒盗んだ疑い 30歳消防士を再逮捕

変死事案で出動した民家で現金1万5000円を盗んだとして、大阪府警松原署は11日、松原市消防本部の消防士、鎌田隼平容疑者(30)を窃盗容疑で再逮捕した。「遊ぶ金がほしかった」と容疑を認めているという。 再逮捕の容疑は2024年12月12日、出動した松原市内の民家で、室内にあった現金1万5000円が入った封筒を盗んだとしている。 署によると、この民家には介護が必要な高齢の女性と、女性の60代の息子が2人で暮らしていた。女性を介護するヘルパーが生活費として、女性の枕元に現金を置いていた。息子が室内で倒れているのが発見され消防や警察が訪れた後、この現金が無くなっていることにヘルパーが気づいたという。息子は病死だった。 鎌田容疑者は2月、救急出動した別の民家で現金を盗んだとして、窃盗容疑で逮捕されていた。【川地隆史】

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