声優「最上あい」さん、事務所が殺傷事件巡りコメント「一切関係ない」 写真の無断転載やめるよう呼び掛け 被害者とされる配信者と“同姓同名”

声優事務所のカレイドスコープ(東京都目黒区)は3月11日、同日に東京都新宿区高田馬場で起きた殺傷事件と、所属声優の最上あいさんの関係を巡り声明を出した。SNSなどで被害者が、同事務所に所属する最上さんとする情報が広がっているが、同社は「誤解」「本人の安否確認もできており、事件とは一切関係ない」と否定した。 事件については、一部媒体が被害者が「最上あい」という名前で活動する配信者だったと報道。中には被害者の肩書を「声優」としていた媒体もあった。SNS上では「最上あい」の名前が書かれた配信の切り抜き動画が事件当時の様子として拡散していることもあり、声優の最上さんと混同する投稿が見られていた。 カレイドスコープは事件について「本人のお悔やみを申し上げる」としつつ、声優・最上さんのSNSアカウントに対して執拗にDMを送ったり、最上さんの写真を無断転載する行為を確認しているとして、一連の行為をやめるよう呼び掛けている。 事件が起きたのは11日午前10時ごろ。路上で、20代女性が男に刃物のようなもので首や胸などを刺され、病院に搬送された。警視庁はその場にいた男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。産経新聞などによれば女性は当時、動画配信をしていたとの情報がある。

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