和歌山県で、男性２人に自殺をそそのかしたとして、自称・占い師の女らが逮捕された事件で、女は「創造主」を名乗り、２人を精神的に支配していたとみられることがわかりました。 大阪府河内長野市の自称占い師・浜田淑恵容疑者（６２）と、無職の滝谷奈織容疑者（５９）は２０２０年８月、和歌山県湯浅町で男性２人をそそのかし、入水自殺させた疑いがもたれています。また、浜田容疑者と寺﨑佐和子容疑者（４７）は６６歳の男性の遺書を偽造した疑いなどがもたれています。 警察によりますと、浜田容疑者は自らを「創造主」と名乗って男性２人を精神的に支配し、多額の現金を受け取っていたということです。 関係者によりますと、６６歳の男性が死亡した後、所有していた土地が浜田容疑者の親族に贈与されていた疑いがあり、警察はこうした経緯についても調べています。