幼い娘らに性的暴行を加えた動画をグループ内で共有したなどとして父親など7人が逮捕された事件で、7人の押収品から、児童ポルノとみられる画像や動画が、あわせて15万点以上見つかったことがわかりました。 警察によりますと、11日までに逮捕された30代から50代までの男7人は、当時6歳から14歳の実の娘などに対して、性的暴行を加えた様子などを撮影した動画や画像を、SNSのグループ内で共有していたなどの疑いがもたれています。 グループ内では、100点以上の動画や画像がやり取りされていたということですが、その後の捜査関係者への取材で、7人それぞれの押収品から、児童ポルノとみられる動画や画像が、合わせて15万点以上確認されていたことが新たに分かりました。 調べに対し、7人はいずれも容疑を認めていて、管理者の40代の男は、「同じ性癖のメンバーを集めたかった」「動画を見て喜んでもらいたかった」という趣旨の供述をしているということです。 グループにはおよそ10人が参加していたとみられていて、警察は、他のメンバーについても調べを進めています。