住宅のリフォーム工事を無許可で行ったとして、警視庁暴力団対策課は、建設業法違反(無許可営業)の疑いで、川崎市中原区の職業不詳、新井晃輔容疑者(29)を逮捕した。同じ容疑で、すでに摘発された「スーパーサラリーマン清水」を名乗る男のグループの1人とされる。 逮捕容疑は令和5年秋、共謀して、神奈川県秦野市の50代男性の住宅で、屋根の修繕や外壁の塗装などを計660万円で請け負い、無許可で工事をしたとしている。暴対課によると、「瓦がずれている」と噓を言って工事を請け負っていたという。 暴対課は10日、同容疑で、SNS(交流サイト)などでスーパーサラリーマン清水と名乗っていた清水謙行容疑者(49)=東京都渋谷区=、石井匠容疑者(45)=さいたま市=ら男4人を逮捕していた。 清水容疑者らのグループは平成31年2月~令和6年2月、計100億円以上を売り上げていたとみられる。