公務中に女性職員の衣服持ち出し盗撮…男性消防士長(31)を懲戒処分 勤務中の姿も背後から撮影「私利私欲で行った。大変申し訳なく思っている」 鳥取県西部広域消防局

鳥取県西部広域消防局が12日、公務中に女性消防職員の衣服を持ち出して盗撮したとして、管内の消防署に勤務する男性消防士長(31)を停職6カ月の懲戒処分とした。また、安達憲吾消防局長と所属消防署長を訓告処分とした。処分はいずれも12日付。男性消防士長は同日付で退職届を提出し、受理された。 消防局の岩田幸博次長と総務課の大谷祐司課長補佐が説明した。男性消防士長の所属や氏名について、女性のプライバシー保護を理由に明らかにしなかった。 男性消防士長は2024年10月21日から25日にかけての勤務日に、女性の衣服を同意なく持ち出し、私物のスマートフォンで撮影して元に戻した。また、勤務中の姿を背後から同意なく撮影したという。 女性は同年11月6日に警察署に通報し、被害届を提出。その後、男性消防士長が謝罪し、受け入れた。消防局によると12日現在、逮捕や起訴はされていないという。 男性消防士長は「私利私欲で行った。被害者や組織に多大な迷惑をかけたことを大変申し訳なく思っている」と話しているという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加