会社員と俳優の二足のわらじを履く片瀬那奈が１３日、フジテレビ系「めざまし８」の密着を受け、事務所退社時の思いや現在の生活などを率直に語った。 片瀬は４年前、知人が麻薬取締法違反容疑で逮捕されたため、片瀬さん自身にも疑惑が浮上。後に潔白が証明されるも、事務所を退所した。 なぜ退所したのか。片瀬さんは「もう、迷惑がかかっているのは事実だったので、それが一番嫌だった。何もしてない状態、何もないところでこういうことが起こっていて。それに対して私だけが苦しんでいるわけじゃなくて、周りにもすごく迷惑をかけちゃってるっていう思いが、それがいたたまれなくて、一回ゼロにしたいと思った」と語った。 その後、ファッション通販サイト「ロコンド」などを運営するジェイドグループの社長に声をかけられ入社。現在は広報の仕事を行っている。サラサラのロングヘアに、大きな瞳は、テレビに多数出ていたときとまったく変わらない。他の社員と同様、平日勤務のまさにサラリーマン。「ＰＡＳＭＯを持つのも初めてだし、ピッ！でいけるんだとか、そういうのもテンションが上がる。楽しいです」と、女優業だけのときは、交通系ＩＣカードを持つこともなかったため、日々新鮮だったと笑顔。「あと、金曜日がめっちゃ嬉しい」と普通のサラリーマンと同じ思いも実感しているようだ。 収入については「芸能界はそれなりに働いた分、もらってましたが、服が好きなのでドラマの現場でも私服着てる時なんて、移動のときしかない。それでもいろんな服を着たいから、服はいっぱい買っていた。今は、ちゃんと考えて何事も買うようになりました」ともコメント。会社員生活３年目となり「４０歳を超えて新しい事を学ぶというのもなかなかない。いいきっかけを頂いて、この会社に貢献したいと思う」と目を輝かせていた。 ＶＴＲ後、小室瑛莉子アナウンサーから「片瀬さん、会社員ではありますが、俳優を引退したわけではないので、オファーがあれば、ドラマでもバラエティでも出演したいとのことでした」と説明。谷原章介も「また、一緒に共演したいです」と呼びかけていた。