「どうしようもなかった」母親の遺体を自宅に放置か 57歳の男を逮捕【静岡・浜松市】

浜松市内の自宅に母親とみられる遺体を放置したとして12日、57歳の男が逮捕されました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは浜松市中央区中里町に住む無職の57歳の男です。 警察によりますと、男は2024年ごろから2025年3月11日までの間、自宅で女性の遺体を放置した疑いがもたれています。 11日午後、地域包括支援センターの職員から「女性の安否確認をしているが連絡がつかない」と警察に通報があり、警察が自宅を訪れたところ、ベッド上に横たわる女性の遺体を発見したということです。 遺体は身長140cmぐらいで衣服を身に着け、目立った外傷はなく遺体の状況から死後数か月が経過しているとみられています。 家は87歳の母親と長男である男の2人暮らしで、遺体の発見時、男が体調不良を訴えたことから病院に搬送し回復を待って逮捕に至りました。 男は警察の調べに対し「母親が亡くなってどうしようもなかった」と容疑を認めているということです。 警察は、遺体は男の母親とみて身元や死因の特定を進めるとともに遺体を放置した経緯などについて捜査しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加