1億4292万円だまし取られる 佐賀市の50代男性 警察官名乗る男女からのニセ電話 「嘘」信じ39回送金

佐賀市に住む50代の男性が、警察官を名乗る男らからの電話で嘘の話を信じ、1億4000万円余りをだまし取られました。 ■「高額の振り込みを繰り返している人がいる」金融機関からの通報で発覚 警察によりますと、去年10月、佐賀市に住む50代の男性の携帯電話に、警察官を名乗る男から電話があり「あなたの名義の携帯電話で不正なメールが送られている。内容は投資詐欺で、被害総額は1億4000万円くらいある」と言われました。 その後、検察官を名乗る女からも「逮捕されないためには保釈金を支払う必要がある」などと電話がありました。 話を信じた男性は、39回にわたりあわせて1億4292万円を指定された口座に振り込んだということです。 去年12月に佐賀市内の金融機関から「高額の振り込みを繰り返している人がいる」と警察に通報があり事件が発覚しました。 警察は「電話でお金や暗証番号などの話があれば詐欺を疑ってほしい」と呼びかけています。

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