先週日曜日の夜、英ロンドンのO2アリーナで行ったライブで、サブリナ・カーペンターが、自身が生まれる前の名曲をカバーした。25歳のシンガーは、イギリスのニュー・ウェイヴ・バンド、デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズによる1983年の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”No.1ヒット「Come On Eileen」のエネルギッシュなカバーを披露した。 原曲の特徴であるフィドルのグルーヴに合わせて、サブリナは彼女らしいポップな輝きを楽曲に与え、自分のものにした。この意外なカバーに大喜びの観客は、楽曲の特徴的なサビからリフレインに至るまで、一緒に口ずさんだ。 O2アリーナ公演でのサプライズは、このカバーだけではなかった。サブリナは観客を見渡してから“セクシーすぎる”という理由で、観客を逮捕するという人気の演出をダンサーたちと行った。土曜の夜に、彼女が目をつけたのは、スパイス・ガールズのエマ・“ベイビー・スパイス”・バントンで、「あなたは私の人生にスパイスを加えてくれている」と話しかけた。エマはこの様子をインスタグラムにリポストし、「お願いだから、お願いだから、お願いだから、ファンである私を逮捕して!!! @sabrinacarpenter あなたは本当に素晴らしかった」と書き込んだ。 さらに、「Come On Eileen」をカバーした日は、俳優サルマ・ハエックを“逮捕”し、彼女にモコモコのピンクの手錠をかけた。客席にいたハエックを見つけたサブリナは、「なんてこと。前方にいるこの女性は誰?」と話し、「あれが欲しいわ。本当に。わあ、あなたすごくゴージャス……会ったばかりなのに、もう恋に落ちたみたいでクレイジー。運命を感じる。あなたがここにいるせいで、私は熱くなってる」と続けていた。