聖カタリナ学園で殺人未遂・保護者説明会「子どもが安心して学校に通えるのか」対策を求める【愛媛】

愛媛県松山市の聖カタリナ学園高校で起きた生徒による殺人未遂事件を受け、学校は12日、保護者説明会を開きました。保護者からは「子どもが安心して学校に通えるのか」対策を求める声が上がりました。 この事件は11日、松山市の聖カタリナ学園高校で、16歳の男子生徒が同じクラスの男子生徒の首を包丁で切りつけ、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたもので、13日朝、身柄が松山地検に送られました。 1年生の娘を持つ保護者: 「娘も現場におったということなんで、精神的にきのうも落ち込んでるところもあったので、そのあとのフォローと。」 事件を受け学校は12日夜、保護者説明会を開き、約60人の保護者が参加しました。 聖カタリナ学園高校・田所恭介副校長: 「(事件が)学校で起こったことについては、責任はもちろん感じております。」 学校は保護者に対して、犯行に使われた包丁は学校の外から持ち込まれたとみられ、被害者は背後から切りつけられたと事件について説明。保護者からは「子どもが安心して学校に通えるのか」という不安の声が相次いだとし、全校生徒への面談を通して心のケアを行うなど対応を説明しました。 学校では刃物が持ち込まれたことを受けて、荷物検査などを行う対応は難しいと答えています。 当事者間にトラブルがあったかについては、「生徒のプライバシーに配慮し、答えられない」と明言を避けました。 学校は14日から18日まで一部の専攻科をのぞき臨時休校を決めています。

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