占い師の女が自殺教唆か 死亡男性が所有する不動産を女の親族名義に変更「男性の希望で譲り受けた」 逮捕前に取材に答える

知人の男性2人をそそのかし自殺させたとして、占い師の女が逮捕された事件で、死亡した男性が所有していた土地と建物が、女の親族の名義に変更されていたことがわかりました。 13日朝、送検された占い師の浜田淑恵容疑者(62)は5年前、自らを「創造主」と名乗った上、和歌山県広川町の海で、“信者”だった男性2人をそそのかして自殺させたなどの疑いが持たれています。 登記簿によりますと、死亡した60代の男性は、大阪府河内長野市に土地と建物を所有していましたが、死亡した翌月までの間に、名義が浜田容疑者の親族に変更されていたことがわかりました。 男性は亡くなる3年前、死亡した場合は、浜田容疑者の親族に土地と建物を贈与する契約を結んだとされています。浜田容疑者は、逮捕前、取材に対し、「男性の希望で譲り受けることになった」と説明していました。 男性らは、2008年ごろから浜田容疑者の“信者”となり、献金などを行っていたということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

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