「けんかで、車で人がひかれた」 知人を故意にはねて暴行、福島・塙の会社役員 殺人未遂疑いで逮捕

車で故意にはねるなどして知人男性を殺害しようとしたとして、棚倉署は13日午前5時5分ごろ、殺人未遂の疑いで福島県塙町板庭字広瀬、会社役員の男(66)を逮捕した。 逮捕容疑は12日午後2時20分ごろ、塙町板庭の町道で知人の60代男性を殺害しようと、ライトバンを運転して故意にはね、顔を複数回殴るなどして、あばらの骨を折るなど約3週間のけがを負わせた疑い。男は容疑を否認しているという。 同署によると、男と男性は元々、何らかのトラブルを抱えており、12日、2人が車で擦れ違った際に男が男性を殺害しようとしたという。 車から降りてきた男性を男が運転するライトバンではね、車から降りて素手で殴った。その後、男は現場を立ち去ったという。 被害男性の車に同乗していた人が「けんかで、車で人がひかれた」と110番通報した。男性は塙町の病院に搬送されたが、命に別条はないという。同署が動機や経緯などを調べている。 事件発生直後に現場を通りかかった塙町の60代女性は複数のパトカーと救急車が止まっているのを見かけたという。女性は「けんかがあったと聞いていたが、まさかこんなことになっていたとはびっくり」と語った。

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