「夢は打ち砕かれました」など遺書を偽造か 自殺教唆容疑の占い師 女「遺書があれば自殺で終わる」

“信者”だった男性2人をそそのかし、自殺させたとして、占い師の女らが逮捕された事件で、女らが、男性が死亡した直後に遺書を偽造したとみられることがわかりました。 占い師の浜田淑恵容疑者(62)は5年前、和歌山県の海で“信者”だった男性2人をそそのかして自殺させたうえ、そのうち1人の遺書を偽造したなどの疑いがもたれています。 遺書を偽造したなどとして、“信者”の寺崎佐和子容疑者(47)も逮捕されていますが、遺書は男性が死亡した2日後の8月3日ごろに作成されたとみられ、「コロナ不況で仕事が取れなくなり、夢は打ち砕かれました」などと書かれていたことがわかりました。 浜田容疑者は「遺書があれば単なる自殺で終わると思った」「関与をカムフラージュした」と話していたということです。寺崎容疑者のパソコンからは遺書と同じ文面のデータが見つかっていて、警察は発覚を免れるため、遺書を偽造したとみて調べています。

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