秋田市の50代の男性が40万円をだましとられた特殊詐欺事件を巡り「出し子」として金を引き出した疑いで71歳の男が逮捕されました。 警察によりますと、秋田市の50代の男性は2024年11月スマートフォンに送られてきたURL付きのメールをきっかけに見知らぬ相手とLINEでのやりとりが始まりました。その相手から「融資を受けるためには保証金が必要だ」と言われ男性は指定された口座に2回にわたって40万円を振り込みだましとられました。 県警が県外の警察とも連携し捜査を進めていたところ男性の振り込み先となっていた口座から金を引き出した「出し子」として東京都の自称・行政書士綾部和利容疑者(71)が浮上し窃盗の疑いで24日逮捕されました。綾部容疑者は特殊詐欺事件で悪用されていたキャッシュカードを使い都内にあるコンビニのATMで40万円を引き出し盗んだ疑いがもたれています。警察は綾部容疑者の認否を明らかにしていません。