"出し子"とみられる71歳男を逮捕 秋田市の50代男性からだまし取った現金を不正に引き出して盗んだ疑い

秋田市の50代の男性からだましとった現金を、不正に入手したキャッシュカードを使ってATMから引き出し、盗んだとして、東京都の71歳の男が逮捕されました。 警察は、詐欺グループにおける現金の引き出し役、“出し子”とみて捜査を進めています。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、東京都練馬区の自称・行政書士の綾部和利容疑者71歳です。 警察の調べによりますと、綾部容疑者は、去年11月22日、不正に入手した他人名義のクレジットカードを使って、都内のコンビニエンスストアのATMから、現金40万円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。 この事件を巡っては、同じく去年11月22日に、秋田市に住む50代の男性が、スマホのショートメールをきっかけにやりとりを始めた相手から「保証金を支払えばすぐに融資が受けられる」などと現金を振り込むよう要求され、40万円をだましとられていました。 警察が、この詐欺事件の捜査を進める中で、綾部容疑者が浮上し、24日に逮捕しました。 警察は、綾部容疑者が詐欺グループにおける現金の引き出し役、“出し子”だったとみて、事件の全容を捜査するとともに、だまし取られた現金の行方などを調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加