父親の遺体放置か、息子を逮捕 「葬儀代用意できず」 栃木・小山

父親の遺体を住宅に放置したとして、栃木県警小山署は25日、埼玉県志木市中宗岡3、会社員、菊地一容疑者(38)を死体遺棄の疑いで逮捕した。「葬儀代を用意できず、そのままにした」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は、栃木県小山市粟宮の住宅に、ここに住む無職、洋司さん(69)の遺体を放置し、遺棄したとしている。8日に安否確認に訪れた人が遺体を見つけ、通報した。一人暮らしだったとみられ、死因は凍死だった。 署によると、1月ごろに帰省した際、洋司さんが亡くなっているのを見つけたという趣旨の供述をしているという。【池田一生】

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