津市教委が元課長を懲戒免職 覚醒剤所持の罪で起訴 三重

【津】三重県の津市教委は25日、覚醒剤取締法違反(所持)の罪で起訴された元教育研究支援課長の伊東和彦被告(52)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。 市教委は処分理由について「極めて悪質で、職務の信用を失墜させたため厳正に対処した」としている。19日に本人と面会したところ、容疑を認めたという。聞き取りに平成29年夏ごろから覚醒剤を使用していたと話したといい、「取り返しのつかないことをした。担任をしていた子どもたち裏切ってしまい、大変申し訳ない」と話していたという。 元課長は2月26日に自宅に覚醒剤を所持していたとして同法違反(所持)の疑いで愛知県警に現行犯逮捕され、3月18日付で起訴。また、覚醒剤を使用したことにより、同法違反(使用)容疑で追送致された。 森昌彦教育長は「普段から子どもと接する教職員を指導する立場で、あるまじき行為。子どもたちや保護者をはじめ市民の信頼を損なうものと大変重く受け止めている。深くおわび申し上げます」とのコメントを発表した。

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