ロマンス詐欺事件に関わったとして、逮捕・起訴された女に、懲役3年6カ月と罰金300万円が求刑されました。 愛知県の工場作業員、クロセ・アーリンダ・ベルガラ被告(68)は、詐欺事件などでだまし取られたものと知りながら、他人の口座に現金を振り込み、一部を報酬として受け取った罪などに問われています。 裁判で検察側は「詐欺事件の送金役という重要な役割を担い、被害金額も軽視できない」などとして、懲役3年6カ月と罰金300万円を求刑。 一方の弁護側は「被告が恋愛関係にあった相手の指示に従っただけで、犯罪行為という認識がなかった」などと、無罪または執行猶予付きの判決を求めました。 判決は4月23日に言い渡されます。