精神科病院で「虚偽の死亡診断書」作成か? 元院長ら2名書類送検…“院内での犯罪”を立証する難しさ浮き彫りに

警視庁は19日、東京都内の精神科病院・A病院において、入院患者・甲さん(50代男性)の死亡原因を偽った死亡診断書を作成したとして、同病院の元院長のX医師と甲さんの担当医のY医師を書類送検した。 なお、A病院では2023年、看護師らによる入院患者への暴行事件が発覚し、5名が逮捕・起訴されている。また、事件後に経営陣が交代し、医療法人名・病院名も変更されている。 今回の書類送検を受けて26日、刑事告発をした相原啓介弁護士が東京都庁で記者会見を行った。相原弁護士は精神保健福祉士としての実務経験があり、上記暴行事件の被害者側の代理人を務めている。

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