広瀬すず主演の金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系/U-NEXTで配信)の最終回となる第10話が、3月28日(金)に放送される。 ■「このマンガがすごい!2024」ランクインの漫画が待望のドラマ化 本作は、月刊漫画雑誌「Kiss」(講談社)にて連載中で、「このマンガがすごい!2024」(宝島社)オンナ編の第4位にランクインした浅見理都の同名漫画をドラマ化。クリスマスイブの夜に元警察官の父親を殺された娘が、遺された手紙を手がかりに真相に迫る姿を描くヒューマンクライムサスペンスだ。 タイトルの「クジャクのダンス、誰が見た?」は、インド哲学の一節。本作においては“たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることはできない”という意味を持つ、物語に通底する重要な言葉となる。この言葉が劇中どのような場面で登場し、どのような役割を果たしていくのかにも注目が集まる。 なお、脚本は「半沢直樹」(2020年、TBS系)、「サンクチュアリ -聖域-」(2023年、Netflix)、映画「サバカン SABAKAN」(2022年)などを手掛けてきた金沢知樹が担当する。 ■事件の真相に関わる重厚なキャスト陣 父が殺された理由を追う大学生・心麦を広瀬が演じる他、心麦と共に事件の真相を追う弁護士・松風義輝役を松山ケンイチ、殺された心麦の父・山下春生役をリリー・フランキー、心麦を執拗に追う週刊誌の記者・神井孝役を磯村勇斗が務める。 さらに、心麦を取り巻く人物として松風の弁護士事務所の共同経営者・波佐見幸信役に森崎ウィン、心麦と春生が通う屋台ラーメン店の店主・染田進役に酒井敏也、心麦の母・山下静香役に仙道敦子、心麦の伯母・木村夏美役に原日出子、心麦の小学校時代からの友人・ありさ役に清乃あさ姫、春生の捜査一課時代の部下・赤沢正役に藤本隆宏、赤沢の妻・赤沢京子役に西田尚美、その息子・赤沢守役に野村康太を配役。 事件に関わる人物にも、検事・阿南由紀役の瀧内公美、捜査一課の若手刑事・秋貞隆雄役の絃瀬聡一、東賀山署の刑事・西陣誠役の斉藤優、22年前に起こった一家惨殺事件の犯人として逮捕された死刑囚・遠藤力郎役の酒向芳、遠藤の息子で春生を殺害した犯人として逮捕される遠藤友哉役の成田凌らキャストが集結。謎が謎を呼ぶストーリーを盛り上げていく。 ■「クジャクのダンス、誰が見た?」最終回あらすじ 最終回では―― 鳴川(間宮啓行)は自身が関わった一連の犯行を告白するが、春生(リリー・フランキー)の殺害については否定。一方、心麦(広瀬すず)、松風(松山ケンイチ)、神井(磯村勇斗)は、神井が赤沢(藤本隆宏)に仕掛けたGPSを追いかけて林川家に辿り着く。 扉を開けた先にいたのは、刺された赤沢と包丁を手にした妻の京子(西田尚美)だった。心麦はついに、自身にとっての“宿命”の始まりである東賀山事件の全貌を知ることに。 そして、東賀山事件と春生殺害事件の真相が明らかとなり、心麦、友哉(成田凌)らそれぞれの宿命が終わりを迎える中、心麦と春生に“愛の奇跡”が訪れる…。 ――という物語が描かれる。 ■予告映像にも注目! 番組HPや公式Xなどで見ることができる予告動画は、心麦が京子に「あなたですよね? 私を産んだのは」と詰め寄る様子からスタート。そこから、「全部、終わらせるつもりだった…」と涙ながらに語る京子、「そんなの、卑怯です!」と訴える心麦、「だから隠し通さなきゃならなかったんですね?」と問いかける松風など、事件の真相を知ったそれぞれの反応が描かれていく。 さらに、「まだジャングルの入口だ」と語った松風の言葉に呼応するように、「私は…進む」と決意の表情でジャングルへと歩を進めていく心麦の姿も。「私のこと、信じてくれた父だから」(心麦)、「僕が、君の目になる」(松風)といった、本作における名せりふを交えつつ、ここまでの歩みを振り返るような映像にはグッと来てしまう。 そして映像は、「心麦のこと信じるよ」という生前の春生の言葉が流れる中、心麦が涙するシーンで幕を閉じる。すべての真相が明らかとなる時、心麦や事件に関わった人々は何を思うのか。そして、心麦の身に起きた奇跡とは何なのか。物語の結末に期待が高まっている。