本当の勝負は「4月3日以降」に始まる!日本政府は「トランプ自動車関税」に必ず対抗できるはずだ

アメリカのドナルド・トランプ政権、もしくは共和党は、しみじみ「別件逮捕」がお得意なようである。 ■「反トラスト法」を使って「ESG目標外し」に成功 例えばESG(環境・社会・ガバナンス)投資。「企業の皆さん、環境に優しい経営をしましょう」「投資家の皆さんも、そういう優れた企業を応援しましょう」というWoke(意識高い系)な発想は、保守派が忌み嫌うところである。 そこでどうしたかというと、反トラスト法を使って「金融機関が企業にESG目標を押し付けるのは『気候カルテル』である」と言い出した。昨年6月、共和党が多数を占める下院司法委員会が、「ESG目標は談合と反競争的行為」という報告書をまとめたのが始まりだ。カルテルこそは独禁法が定める「至高の悪」であるから、その衝撃は深かった。

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