3月、京都市伏見区で70代の夫婦が刃物で切り付けられた事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された長男について、警察は、事件直後に父親の車に放火した疑いで再逮捕しました。 放火の疑いで再逮捕されたのは、住居不詳・無職の北峯教男容疑者（50）です。北峯容疑者は、3月4日午後4時ごろ、京都市伏見区桃山町の路上で父親の車に放火して焼損させた疑いがもたれています。 この事件は3月4日午後4時ごろ、京都市伏見区桃山町の路上で、大阪府門真市に住む70代の夫婦が顔や手などを切りつけられたもので、事件直後に車が燃える火事が起きていました。 北峯容疑者は、両親の顔や手などを刃物で切りつけ、殺害しようとした疑いで3月8日に逮捕されていて、両親を切り付けたあと、現場から父親の車で約200m南東に逃げたあと、車を乗り捨てて逃走したとみられていたことから、警察は、北峯容疑者が車に放火したとみて調べを進めていました。 調べに対し、北峰容疑者は黙秘しているということですが、警察は、北峯容疑者と両親の間に何らかのトラブルがあったとみて、詳しいいきさつなどを調べています。