「CIA」「モサド」の偽造身分証、ネット購入…ソウル・中国大使館で騒動の“キャプテン・アメリカ”コスチューム男

【03月30日 KOREA WAVE】「アメコミ」のスーパーヒーロー「キャプテン・アメリカ」のコスチュームを着てソウルの在韓中国大使館前で騒ぎを起こし、現行犯逮捕された男が、米国中央情報局(CIA)やイスラエルのモサドなど海外の情報機関の偽造IDを保有していた罪でも起訴された。 男は40代で「アン」と名乗り、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の支持者として知られた人物。 調べによると、男は2月、反中感情を示そうと騒動を起こし、警察官に対して「中国の公安か」と罵声を浴びせたり、大使館敷地内に侵入しようとしたりして現行犯逮捕された。その後も南大門(ナンデムン)警察署で暴言や脅迫を繰り返し、セキュリティドアを破壊するなどした。 26日に明らかになった起訴状によると、男は2021年から外国情報機関の偽造IDを作成できる海外の通販サイトを利用し、国際郵便で米軍、CIA、モサド、インターポール、国連安全保障局の身分証計5枚を入手していた。 逮捕時にはこれら偽造IDのうち、米軍と国連安全保障局のものを提示したが、その場で見破られたという。 検察は建造物侵入未遂、公用物損壊、侮辱、私文書偽造および行使の罪で3月17日に起訴した。ソウル中央地裁は「逃亡の恐れがある」として逮捕状を発付している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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