31日未明、北海道旭川市のディスカウントストアで、缶酎ハイ1缶を盗んだとしたとして、自称54歳の男が逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、全て自称の旭川市に住む派遣社員の男(54)です。 男は、31日午前1時すぎ、旭川市6条通14丁目のディスカウントストアで、缶酎ハイ1缶(販売価格139円)を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、男が、缶酎ハイをジャンパーの内側に入れるところを、従業員が確認。 会計をせずに店の外に出ようとしたため、従業員が店の外に出てから男に声をかけると、男はその場から逃げたということです。 その後、従業員が「万引きした被疑者を店外で声かけしても無視して歩き続ける」と警察に通報。 現場付近で、駆けつけた警察官によって、男はその場で逮捕されました。 警察の調べに対し、すべて自称の派遣社員の男(54)は「缶酎ハイ1本を盗んだことは間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察によりますと、男は小銭しか持っておらず、所持金は74円だったということで、動機について「金がなくて買うことができず欲しいと思った商品を盗んだ」と話しています。