軽傷児童が立ち合い実況見分 浜松・4人死傷事故から1週間 今も癒えぬ悲しみ

浜松市で小学生の列に軽トラックが突っ込み、児童4人が死傷した事故から3月31日で1週間です。現場では、事故に巻き込まれた児童2人立ち合いのもと、警察が実況見分を行い、当時の状況などを確認しました。 <LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター> 「事故現場、路側帯が狭く、危険を伴うということで、警察が少し離れた場所に献花台を移しました。今も亡くなった児童を悼み、多くの花が手向けられています」 事故から1週間。今も、癒えぬ悲しみが広がっています。 3月24日、浜松市中央区舘山寺町で自転車に乗っていた小学生4人の列に軽トラックが突っ込み、近くに住む2年生の女子児童(8)が死亡、3人が重軽傷を負いました。警察は、軽トラックを運転していた浜松市中央区の農業を営む男(78)を逮捕・送検しています。 <滝澤キャスター> 「午前10時の事故現場です。いま現場付近に車がありますが、その中には事故に巻き込まれ、けがをした児童が乗っているものとみられます」 警察は31日、事故で軽傷を負った児童2人を車に乗せ、現場で当時の様子を聞き取りました。 一方、亡くなった女子児童の父親が30日取材に応じ、「今も信じられない気持ち、現場を見るたびつらい」と今の心境を語りました。一時、重体だった姉(10)は意識が回復、家族とも会話ができ、妹のことを心配して聞いてきたということです。 警察は、容疑者の男の自宅への家宅捜索をするなどして、事故が起きた原因を慎重に調べています。

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