N党立花孝志氏「悲しかった…」石破首相から受けた“ひとこと”に衝撃隠せず、トレンド急浮上

政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首は31日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、同日午後の参院本会議で25年度予算案が成立したことを受けた石破茂首相による各会派へのあいさつ回り時の発言に、「悲しかった」とつづった。 石破首相がN党の国会内の控室を訪問した際、3月14日に東京・霞が関の経産省前で支持者らと握手をしていた際に30歳男にナタで襲われ、頭部に全治1カ月の重傷を負った立花氏は、頭に包帯を巻いた姿で首相ら一行を出迎えた。 立花氏がXに投稿したあいさつ回り時の動画によると、石破首相は包帯姿の立花氏を見るなり「どうしました?」と、ひとこと。周囲が「この間の…」と、襲撃事件のことを伝えると「ああ~」と応じ、その後、「お大事に」と、立花氏に言葉をかけた。 立花氏はその後、N党幹部とともに、石破首相や林芳正官房長官、加藤勝信財務相と写真撮影し、あいさつ回りは終了。首相一行が立ち去った後、立花氏はカメラに向かって「総理が、(私が)殺されかかったことを理解されていなかった。驚きすぎた」と、びっくりした表情で語った。 「石破総理は個人的には好きなんですが、結構ね…」「一政党の代表者が政治的なテロで負傷しているにもかかわらず、総理大臣が『どうされました?』という言葉をかけられたことは、ちょっと驚き以外(ない)」とも、口にした。 石破首相が、立花氏の襲撃事件について認識していなかった可能性もあるが、立花氏は「政治家に対するテロに対する興味がない。ちょっとさみしすぎる反応に、ぼくも衝撃を受けました」と、さみしげに語った。 「どうされました?」は31日夜、インターネット上のトレンドワードに急浮上した。 警視庁は、現行犯逮捕した宮西詩音(しおん)容疑者を、殺人未遂と銃刀法違反の疑いで16日に送検している。

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