きのう(31日)午後、東京都町田市で歩道を歩いていた71歳の女性を後ろからはねて死亡させたとして、福祉施設の送迎車を運転していた74歳の男が逮捕されました。 過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは、東京都町田市の福祉施設の送迎ドライバー、高梨敏治容疑者(74)です。 警察によりますと、高梨容疑者はきのう午後3時半ごろ、町田市金井の都道で福祉施設の送迎用のワゴン車を運転中、歩道に進入したまま数十メートル走行し、前を歩いていた近くに住む神蔵夏江さん(71)を後ろからはねて死亡させた疑いがもたれています。 取り調べに対し、高梨容疑者は「歩道と車両が通れる道を間違ってしまった」、「気づいたときにはパニックになっていた」と供述し、容疑を認めているということです。 高梨容疑者はこの福祉施設に勤務して数年が経過していて、前職はバスの運転手を務め、ドライバー歴は10年以上になるということです。 事故当時、福祉施設の送迎車には施設の利用者数名が乗車していましたが、けがはありませんでした。