クーリングオフを説明せずに屋根の修繕工事を契約か。男を再逮捕です。 特定商取引法違反の疑いで再逮捕されたのは、兵庫県芦屋市の会社役員・斎藤大器容疑者(33)で、去年9月から10月にかけ、京都府内の高齢男性3人(60~70代)と屋根の修繕工事を契約する際、契約を解除できる「クーリングオフ」について故意に説明をしなかった疑いなどがもたれています。 動画投稿サイトなどで「投資家・牛飼」と名乗り、高級車やブランド品を購入する様子などを配信していたとみられる斎藤容疑者。SNSで「年収1億円可能」などとうたって従業員を募集し、面接や研修を行っていたということです。 事件をめぐっては、不安をあおって工事の契約を結ばせる、いわゆる“点検商法”を行っていた大阪のリフォーム会社の社長らがすでに逮捕・起訴されていますが、斎藤容疑者はこの会社の実質的な経営者だったとみられています。 警察は斎藤容疑者が匿名・流動型犯罪グループ“トクリュウ”のリーダーとみて実態解明を進めています。