佐々町発注の公共工事を巡る官製談合事件で逮捕、起訴された古庄 剛町長が4月下旬に退職届を提出する意向を明らかにしました。 町長選挙が予定より前倒しにされることの財政負担を考慮したとしています。 佐々町長の古庄 剛容疑者は、町営団地の給水管改修工事の入札を巡り最低制限価格に近い金額を教え、佐々町の建設会社に不正に落札させた罪で3月28日に起訴。 翌日の3月29日には、別の工事の指名競争入札でも官製談合を行ったとして再逮捕されています。 古庄容疑者は代理人弁護士を通じて辞職の意向を示していましたが、1日に退職届を4月下旬提出すると明らかにしました。 退職を遅らせる理由については、6月15日に町長選挙と町議会議員選挙が予定される中町長選挙を前倒しすることで財政負担が増えることを考慮したとしています。