複数の違法リフォーム会社のトップに立っていた清水謙行容疑者（49）。 自ら「スーパーサラリーマン清水」と名乗って、豪遊ぶりを度々SNSで発信していました。 他にも、無許可で工事を行っていたとして、警視庁は3月31日、建設業法違反の疑いで再逮捕しました。 清水容疑者と西村聖也容疑者（31）ら7人は2024年、東京や千葉などの住宅で国などの許可を受けずに500万円以上の屋根の工事を行った疑いが持たれています。 沖縄にあるホテルのプールで、優雅な様子でアピールする清水容疑者。 目の前には、テーブルからはみ出しそうなほどの食事が並んでいます。 更に、高級ブランド品を身に着けピースサインをする写真や、高級車のボンネットに座ってポージングする写真。 テーブルに置いた大量の札束の前で、高級時計を見せつけながらピースサインをする姿を投稿するなどして、メンバーを集めていたとみられています。 警視庁によりますと、清水容疑者は複数のリフォーム会社を統括する「清水会」という組織のトップ。 多い時で150人ほどの従業員がいたとみられています。 2月には、部下である庄子和真容疑者ら6人を、必要のない工事の契約をした詐欺未遂の疑いで逮捕。 今回新たに逮捕された西村容疑者は、組織のナンバー2でした。 清水会は、約5年間で100億円以上を売り上げていたとみられています。 警視庁は、そのうち10億円以上を清水容疑者が受け取っていたとみて調べています。