350勝投手・米田哲也、缶酎ハイ万引き逮捕以外も「家賃滞納480万円、万引きは年明け3度目」の悲しき晩年

日本プロ野球界で400勝投手として名高いのは金田正一氏だ。その金田に次ぎ、プロ野球歴代2位となる通算350勝を上げたのは米田哲也氏(87)である。1956年に阪急ブレーブスへ入団するや、エースとして活躍。晩年は阪神タイガースや近鉄バファローズでもプレーしている。そんな大投手の名前が、容疑者として報じられたのは3月25日のことだった。 「兵庫県尼崎市にある自宅近くのスーパーで缶酎ハイ2本を万引きしたのです。店長が声を掛けると、逃げようとしたため揉み合いに。持っていた杖で店長を殴ろうとしたところ、店側が尼崎北署へ通報し御用となりました」(全国紙社会部デスク) 本サイト記者が現地で取材すると、米田容疑者が万引きを行なったのは今回が初めてではないことが分かった。事情を知る近隣住民が話す。 「今年の年明けにも近所のドラックストアで万引き騒ぎを起こしています。その2週間くらい後やったかな、今度は近所のコンビニでも万引きしよったんですよ。留置から帰ってきたときに“おつとめご苦労さん”って声かけたらニカって笑ってたわ」 これらの店舗で米田容疑者が万引きした商品も酒だったという。現役時代から酒豪で知られた米田容疑者のあだ名はガソリンタンク。酒好きは近所でも有名だった。 「あの人、現役時代から酒が好きでしょ。米田さんに、たまたまコンビニで会ったから“酒奢るよ”って言ったら嬉しそうに500mlのハイボール缶持ってきたもん。それも2本もやで」(前同) 現役引退後は古巣である阪神やオリックスでも投手コーチを務め、テレビ解説などの仕事も行なっていた米田容疑者。しかし、金策には苦労していたようだ。 「現役引退後に女の子を5〜6人雇って兵庫県の西宮でスナックを経営していましたが失敗。税金の滞納で芦屋市内のマンションも差し押さえられ、2003年に競売で失いました。それまでは奥さんもスイミングスクールに通ったり、裕福な暮らしぶりだったのですが……」(米田容疑者の知人)

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