青森県では被害額が2024年の同時期の「25倍」 全国で被害相次ぐ「警察を装った」特殊詐欺 警視庁元刑事が指摘「捜査する上で口座を聞くのはあり得ない」注意すべきポイントは?

いま全国では、警察を装った特殊詐欺の被害が相次いでいます。 青森県警によりますと、2025年に県内では「警察を装った」特殊詐欺被害が14件確認されています。被害額はあわせて約7600万円にのぼり、2024年の同じ時期の実に25倍となっています。 警察は被害防止につなげようと実際の詐欺電話の音声を公開しています。 ※実際の詐欺の音声「警察庁 特設サイトより」 警視庁捜査二課の『ミウラ』を名乗る人物 「警視庁捜査二課のミウラと申します。詐欺グループの事件の捜査を鹿児島県警で進めていまして。ヤマモトを逮捕した際、家宅捜索をしたところ、大量のキャッシュカードを押収しました。その中の1枚に(○○さん)名義のカードも含まれていたので、鹿児島県警ではあなたが資金洗浄に加担しているのではないかという容疑がかかっている…」 警視庁の『ミウラ』を名乗る人物はその後、「鹿児島県警に取り次ぐ」と話し、別の人物が電話に出ます。 ※実際の詐欺の音声「警察庁 特設サイトより」 鹿児島県警の『トノムラ』を名乗る人物 「こちらの事件の関係者が200人にのぼる。長い時間の通話は通報電話の妨げになるので、事件の専用LINEでお話します。LINEはお持ちですか?」 警察官をかたる、こうした手口について元刑事に話を聞きました。 警察の捜査を装う特殊詐欺について、警視庁元刑事の吉川祐二(よしかわ・ゆうじ)さんは「捜査する上で口座を聞くのはあり得ない」と指摘します。 元警視庁 刑事 吉川祐二さん 「警察からそういった内容の電話というのはまずない。捜査は内密に行われている。あえて外に出すということはない。訪問して顔と顔を合わせた上で事情聴取をするというのが基本。明らかに口座を聞きたがるような仕草や言葉、『お金を送ってください』と言うことは絶対にありえない」 特殊詐欺被害にあわないために注意すべきポイントがあります。 まずは電話番号です。 主に国際電話を利用した「+(プラス)」から始まる番号で、警察署の電話に多い末尾番号「0110」で信じ込ませようとする手口があります。

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