韓国憲法裁判所、尹大統領を罷免 昨年の「非常戒厳」巡り

韓国・ソウル(CNN) 韓国の憲法裁判所は4日、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の弾劾(だんがい)を妥当とする判断を下した。尹氏は昨年12月に「非常戒厳」を宣言したことで、韓国政治の混乱を引き起こしていた。 韓国国会は昨年12月、尹氏の弾劾訴追案を可決。今回の裁判所の判断を受け、尹氏は正式に大統領を罷免(ひめん)されることになる。 別の裁判では、尹氏は内乱を主導した容疑で1月に逮捕後、3月に釈放されてもいた。裁判所は同氏の逮捕状を取り消したものの、起訴は取り下げていない。 憲法裁判所の8人の判事は全会一致で尹氏の弾劾を支持した。 同氏の罷免を巡ってはこれまで、賛成と反対を訴えるそれぞれの群衆が大挙して街頭に繰り出す事態が発生していた。警察は裁判所の判断を前に首都ソウルでの警備を強化。柵や検問所を設置し、いかなる暴力行為も起こさないよう警告を発していた。 韓国の法律では、尹氏の罷免から60日以内に総選挙を実施して新大統領を選出するよう定めている。

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