今年も野球のシーズンが幕を開けた。多くの日本人ファンが、日本プロ野球(NPB)だけでなく米メジャーリーグにも熱視線を向けている。 巨人から菅野智之選手がオリオールズに移籍するなど、多くの日本人選手がメジャーの舞台に集結。ベテランのダルビッシュ有選手(パドレス)や前田健太選手(タイガース)、昨季渡米初年度で15勝を挙げた、カブスの今永昇太選手らの活躍も期待される。 中でも注目を集めるのはやはり、昨季ワールドシリーズを制覇し、大谷翔平選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手の日本人スター軍団を擁するドジャースだろう。 3月18日に東京ドームで行われたドジャース対カブス戦では、山本選手と今永選手が先発、野手では大谷選手とカブスの鈴木誠也選手が出場した。 各紙の報道によると、日本人スター選手4人の登場で、同試合は世帯平均視聴率31.2%、瞬間最高視聴率は35.7%と驚異的な高視聴率を記録。放送した日本テレビの福田博之社長は「想定と期待を超えた」とコメントしている。 メジャーリーグがこうした盛り上がりを見せる中、ドジャースのロゴが入った偽物の帽子を販売目的で所持していたとして、警視庁が3月12日、東京都渋谷区の衣料品販売店「ニューヨークニューヨーク」を経営する男ら2人を商標法違反容疑で逮捕したことが報じられた。 同店は原宿の竹下通りに位置しており、修学旅行生らから「偽物を買わされた」といった相談が警察に寄せられていたという。