去年1月、同僚の女性に薬物を混ぜた飲み物を渡して飲ませ急性薬物中毒にさせたとして、琉球放送の元アナウンサーの女が傷害の罪で起訴されました。傷害の罪で起訴されたのは、東京都に住む無職で元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告24歳です。 起訴状などによりますと大坪被告は去年1月、那覇市内の路上で同僚だった20代女性に睡眠作用を含む薬物を混入させた飲み物を渡して飲ませ、一過性の意識障害と急性薬物中毒にさせたとして傷害の罪に問われています。 女性は飲み物を摂取するうちに意識が朦朧とし、ふらつきやろれつが回らない症状が出て病院へ運ばれましたが、間もなく回復したということです。 那覇地検は大坪被告の認否について明らかにしていませんが、逮捕後の警察の調べでは容疑を否認していたということです。 大坪被告は今年1月に退社していました。 元従業員の逮捕・起訴を受け琉球放送は「関係者の皆様にご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。当社としては捜査機関による調査に全面的に協力するとともに、引き続き従業員および関係者の安全とコンプライアンスの徹底を最優先とした取り組みを進めてまいります」とコメントしています。